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解答:天使と悪魔と99人の人間

 

assist 人間の、惑わすように適当に答える、と言う部分について補足する。言い換えると、人間はできるだけ人間でないと誤解させるような受け答えをする。つまり、自分を天使、または悪魔とできるだけ誤解させるような回答をするし、何度も同じ質問をして答えが変わるまで聞き続けても無駄である。

hint 1 最初は、天使と悪魔と3人の人間の5体で考えるとわかりやすいかもしれない。

hint 2 人間の数が奇数(99人)であることが重要です。偶数人だと解けない。

answer 複数あるが、一番直感的にわかるものを掲示する。 ある1体に対して、その他の1体が人間であるかを尋ねる。101体いるので、1体に対して100回ずつ、合計10100回訪ねることになる。 この時天使は、悪魔を指された時だけ”いいえ”、他の99体は”はい”を返す。 逆に悪魔も、天使を指された時だけ”はい”、他の99体は”いいえ”を返す。 ここで重要なのは、必ず天使と悪魔はそれぞれ対として存在し、互いの時の一回のみ違う答えを行う。 人間は、あなたを惑わすために、天使か悪魔のふりをする。つまり、同様の質問をされたときに、はい、またはいいえを1回だけ、それももう一方とついになるように行う必要がある。しかし、全ての人間と対になろうとすると、奇数なので1人あまる。その人が人間だと確定できる。

topic 何人かの論理パズル好きに解いてもらったが、今のところ欠陥は見つかっていない。また、質問回数としては348回の質問で見抜くことができる方法も見つかっている。もし、これより少ない質問で確実に一体見つける方法があれば、ぜひ教えていただきたい。

© 2021 by 三浦晋(miura sin)

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